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2024.08.25
2024.08.25
不具合の事前予防に!リアルタイムにインライン測定
今回はインライン測定をリアルタイプに測定できる商品をご紹介致します。
インライン測定とは
工場内には至るところに配管がありますが、その配管に機器が組み込まれている状態のことをインラインといいます。代表的なインライン方式をとっているものとして、チラーがあります。チラーは、半導体製造装置や空調システム、プラントなど、システム内で冷却するために水を循環させる機器です。
粘度管理や濃度管理をされる工程としては食品業界や紙業界、塗装の各工程などで広く採用されています。
使用される液体については工程に影響が出ないように点検を行っています。液体の粘性や濃度を管理することで、配管内で正常に移送されているかを確認し、損失計算を行っています。後の工程に影響が出ないよう、管理者が手動で液体を抜き取り、機器を使用して検査を行うという日常点検が行われています。
超音波インライン測定器のご紹介
今回は抜き取り不要で水質検査が行える、富士工業株式会社の超音波で計測するインライン濃度計・粘度計をご紹介いたします。抜き取りでの検査が不要になるだけではなく、リアルタイムで計測数値を確認できるため製品不具合対策として事前予防に効果を発揮します。
超音波液体多成分濃度計・粘度計の7つの特長
①優れた伝導性
超音波は液体中での伝導性に優れており、安定した計測が可能です
②長寿命の超音波素子
超音波素子は劣化がなく、長期間にわたり高精度の計測を維持します
③少ない可動部
本体には機械的な可動部がほとんどないため、故障のリスクが低く、信頼性が高いです。
④調整や校正が不要
機械的な調整や校正が必要ないため、メンテナンスが簡単で運用コストの削減につながります。
⑤高精度計測
液体中の3成分中2成分までを高精度で連続計測することが可能で、より安定した高品質の耐性を構築することができます
⑥メンテナンスフリー
定期的な調整や校正が不要で、メンテナンスの手間を省くことができます
⑦簡単な設置
設置時の各種調整が不要で、誰でも簡単に設置することができます
超音波液体濃度計の用途と仕様
- 金属酸洗工程における酸液濃度管理
- エッチング工程におけるエッチング駅濃度管理
- 洗浄工程における洗浄液濃度管理
- 化学工業業界における2種混合薬液濃度管理
超音波粘度計測機の測定対象と仕様
- 接着剤(溶剤ベース)
- 油類(重油・オイル)
- 化粧品
- レジスト
- インク類
- 紙コーディング液
- ラテックス
- ポリマー溶液
トラブルの事前予防に効果的な機能
- 計測エラー出力・警報出力を標準装備
- 自己診断機能・エラーメッセージ表示を標準装備
- オプションで薬品耐性に優れる各種材質の発信器の追加が可能
超音波インライン測定なら羽根田商会にお任せ!
今回ご紹介させていただいたのは、ラインアップの一部です。防爆仕様もございますので、検討されるお客様がおられましたら、お気軽にご相談ください!
>>お問合せはこちら!
※詳細は個別にご相談ください。
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