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2021.10.11

2021.10.11

設備保全/メンテナンス
ロボット活用・自動化・省人化
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FANUC製 ロボット診断による 予防保全・寿命延命

産業用ロボットの予防保全によるメリット

 産業用ロボットの予防保全:診断・点検の実施は、生産ラインの安定稼働やロボット本体の延命化につながり生産におけるトータルコストダウンを実現します。特にFANUC製の産業用ロボットは部品供給の期限がなく(メーカーのアフターメンテナンス・部品供給期間は10年以上たつとなくなるケースが多い)定期的な診断・メンテナンスを行うことで、導入後10年以上経ったロボットでも安定した稼働が可能です。6軸の産業用ロボット1台を導入する一般的なコストは、ロボットの周辺機器を含めて1000万円以上になりますが、昨今は導入後の自動化・省人化のメリットが大きくその費用対効果から導入件数が増えています。この産業用ロボットの費用対効果をより大きくするポイントこそが定期的な予防保全であり診断・修理・メンテナンスになります。

 下記のケースは、とある企業様で診断・修理・メンテナンスを行ったケースと、行わなかったケースで産業用ロボットのコスト比較になります。定期的な診断・修理・メンテナンスを行った場合では1台のロボットを30年以上使用しているのに対して、行っていない1ケースでは10年毎に更新が必要となっています。

産業用ロボットの診断項目!

 FANUC製に限らず産業用ロボットには、消耗部品が存在しており定期メンテナンスが必須です。それに関する記事は、本ホームページ内の別ページに詳細を記載しておりますので、よろしければそちらをご覧ください。

 ・ 産業用ロボット 点検の必要性

 ・ 産業用ロボット 点検の薦め

 

 稼働している産業用ロボットの代表的な定期交換部品・メンテナンスは、ロボット本体のバッテリー交換やグリス交換や制御装置のバッテリー交換が上げられます。自社の産業用ロボットの状況確認として、これらの交換部品・消耗品の交換の有無から判断とされてはいかがでしょうか?

 ☑ ロボット本体 バッテリー交換

 ☑ ロボット本体 グリス交換

 ☑ 制御装置 バッテリー交換

 上記は、産業用ロボットの交換部品・消耗品の交換の一例ですが、日常メンテナンスの対象項目は、大きく分けて下記の5つになります。産業用ロボット本体の稼働時間や設置環境や物理的な接触によって必要頻度が変わるため、気になった時点で確認を行うことをご推奨いたします。

 羽根田商会よりの【FANUC製 ロボット診断による 予防保全・寿命延命】の記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。自社のFANUC製 ロボットの診断をお願いしたいという場合は、下記ボタンよりお気軽にお問い合わせください。

羽根田商会のFANUC製 ロボット診断サービス

 羽根田商会では、普段から産業用ロボットの点検・修理・メンテナンスを行っているロボットエンジニアリング会社(年間1000台近くの点検を実施)とタイアップをして、メーカーに代わって点検サービスを行っております。特に、現在はFANUC製の産業用ロボットの点検サービスに特に力を入れています。お客様のところでFANUC製の産業用ロボットを導入し、点検をご検討されいるお客様は、羽根田商会にお声がけください。

FANUC製 産業ロボットの点検内容

 下記はFANUC製のM-20 iAの点検箇所の例です。お客様がお使いのロボット1台1台について点検いたします。ロボット各軸の油脂類交換、異音やガタなどの動作チェック、バックアップバッテリーの交換などを行い、ロボットの不具合箇所の診断を実施します。このような点検を行うことで産業用ロボットの長寿命化を実現いたします。

産業用ロボットの代表的なメンテナンス : グリス交換

 産業用ロボットには、メーカーによる推奨グリス交換時期があります。お客様の生産ラインで現在稼働している産業用ロボットのグリス交換は、過去実施されていますでしょうか?もし実施されていない場合、下記の「メーカ推奨グリス交換時期」を参考に一度お確かめください。。

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