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2025.02.27

2025.02.27

その他
設備保全/メンテナンス
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【後付IoTセンサ】アナログ計器を手軽にデジタル化!「Salta(サルタ)」

工場やプラントで広く使用されているブルドン管圧力計や温度計などのアナログ計器。現在でも、目視確認と手入力での記録が必要な現場は少なくありません
しかし、手作業による点検は「工数の増大」「読み取りミス」「紙媒体の管理負担」といった問題を引き起こします。

そこで注目されているのが、既存のアナログ計器を簡単にIoT化できる後付けセンサユニット「Salta(サルタ)」です。

本記事では、Saltaの特長や導入メリットについて詳しく解説し、工場やプラントのDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する方法をご紹介します。

アナログ計器の目視点検、こんなお悩みはありませんか?

1. 巡回点検の負担が大きい

  • 計器を毎回回ってチェックし、手書きで記録するため時間と手間がかかる。
  • 高所や狭い場所に設置された計器の確認が大変。

2. 記録ミスやヒューマンエラーが発生

  • 数値の読み取り間違いや記入ミスが発生し、データの信頼性が低下。
  • 紙での記録管理が煩雑で、過去のデータを探すのに時間がかかる。

3. IoT化・自動化のハードルが高い

  • 設備を丸ごと交換するにはコストがかかる。
  • 配線工事や電源確保が難しい。

後付けで簡単にIoT化!「Salta(サルタ)」とは?

「Salta(サルタ)」は、既存のアナログ計器のカバーを交換するだけでIoT化を実現する後付けセンサユニットです。
指針の動きを磁気センサで検出し、Bluetooth通信でデータを送信。これにより、巡回点検時の自動検針や遠隔監視が可能になります。

導入はシンプルで、計器のカバーを取り外し、センサユニットと交換するだけ
配線工事や電源供給も不要なため、既存設備を活かしながら手軽にIoT化を進められます。

「Salta(サルタ)」の導入メリット

1. 既存のアナログ計器に後付け可能

  • 計器を交換せず、カバーを付け替えるだけでIoT化。
  • 特別な工事不要で、お客様自身での取り付けも可能。

2. 巡回点検の省力化&自動検針

  • Bluetooth通信でスマホ・タブレットにデータ送信。
  • 手入力不要で、リアルタイムのデータ取得が可能。

3. ヒューマンエラーの防止

  • 読み取りミスや記入間違いをゼロに。
  • 自動記録でデータの一元管理が可能。

4. 遠隔監視にも対応

  • ゲートウェイ機器を使用すれば、クラウド経由で遠隔監視も可能。
  • 高所や暗所などの計器も、安全なリモート監視が可能。

5. 電源・配線工事が不要

  • バッテリー駆動(リチウムイオン電池)で約1年間稼働。
  • 設備の運用を止めることなく後付けが可能。

「Salta(サルタ)」の仕様

項目内容
構造磁気センサユニットによる角度検出
通信方式Bluetooth 4.2(通信距離10m以内)
駆動方式リチウムイオン電池(約1年寿命※15秒間隔通信時)
対応計器サイズφ50、φ60、φ75、φ100、φ125、φ150、φ200、φ300
設置条件静圧環境であれば稼働中に交換可能

導入シーン:こんな現場で活躍!

「Salta(サルタ)」は、さまざまな業界・現場で活用されています。

工場・プラントの巡回点検

製造現場や化学プラントなど、広範囲に設置されたアナログ計器の点検工数を削減
Bluetooth通信でスマホにデータを送信し、手入力不要の自動検針を実現。

高所・暗所にある計器の遠隔監視

タンク上部や機械の裏側など、目視点検が難しい場所でもゲートウェイを通じたクラウド監視が可能。
作業員の負担軽減と安全性向上に貢献。

老朽化設備のDX(デジタル化)

設備更新が難しい老朽化したアナログ計器も、後付けでデジタル管理が可能
レトロフィット型のIoT導入として最適。

「Salta(サルタ)」で工場のDXを加速!

アナログ計器の目視点検・手入力による記録は、工数・コスト・精度の面で課題が多くあります。
「Salta(サルタ)」を導入すれば、後付けで手軽にIoT化が可能
巡回点検の負担を大幅に削減し、スマートなデータ管理と遠隔監視を実現できます。

「計器のデジタル化を進めたい」「IoT導入を検討している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

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