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実績情報

サービス範囲 ニーズヒアリング→見積もり→カプラ選定
施工内容 カプラ選定

内容

製造現場では、エアコンプレッサーが日常的に使用されてます。エアコンプレッサーは、圧縮空気を供給する装置であり、切りくずの除去やエアブロー、工作機械やプレス機の駆動など、多様な用途で利用されています。そのため、コンプレッサーのトラブルが工場の稼働に直結することから、対策の重要性を認識されている方も多いのではないでしょうか。

エアコンプレッサーは電力消費量が非常に大きく、特に多くのコンプレッサーを稼働させている工場では、全体の電力消費の約25%を占めることさえあります。工場全体の省エネルギーを考慮する上で、エアコンプレッサーの効率的な運用やエネルギー損失の低減は重要な課題です。

特にカプラやホースといった部品は消耗品であり、エア漏れやホースの異常な動作といった問題が発生することもあります。これらの部品の適切な選定は、安定した運用だけでなく、安全性の確保にもつながります。

今回は、安全性について課題を持たれているお客様からのご相談を頂きました。

【Before】

お客様の工場ではエア漏れが発生しており、これに伴って流量損失や圧力損失が起こり、生産効率の低下やエネルギーコストの増加につながっていました。また、エア機器の取り外し時にホースが暴れて蛍光灯が割れるなど、作業員の安全面でのリスクも懸念されていました。そこで、安全性の高いカプラについてご相談をいただきました。

【困りごと】

・エア流量、圧損の改善

・エア機器取り外し時の不安全状態の改善

このようなお困りごとはございませんでしょうか?

弊社で接続部のカプラ選定をさせて頂くことで改善が可能です。

【After】

今回は、現地訪問・現場確認を行い、当社の営業にてお客様から詳細のヒアリングを実施。

①カプラの交換
 弁のないタイプのカプラを選定し、ジョイント部の圧損を軽減しました。これにより、現状品に比べてエア流量が40%向上し、シール性が向上することでエア漏れも大幅に削減されました。

②ホースとアセンブリ(ASSY)の最適化
 新しいカプラとホースを組み合わせ、ホース全体の性能を最適化しました。これにより、エア機器の取り外し時に無圧状態での着脱が可能となり、安全性が大幅に向上しました。

③安全ロック機構の導入
 使用中にカプラが外れる事故を防ぐために、安全ロック機構を搭載したカプラを選定しました。この機能により、作業中のカプラ外れを防止し、現場の安全性を確保しました。

今回のエアカプラの選定と改善により、工場はエア漏れや流量損失、圧力損失の問題を解決するとともに、作業現場の安全性を向上させることが出来ました。

本事例のように、エアコンプレッサーのお困りごとをお抱えのお客様はおられませんでしょうか?

自動車部品メーカー様の締結作業に関する数多くのお困りごとを解決してきた当社であれば、社内に蓄積されたノウハウと、幅広い協力会社様と密に連携することでお客様のお困りごとに対応することが可能です。

図面・見積もりは無償で提供させていただける場合が多くございますので、お気軽にご相談ください。

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