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内容

自動車部品業界において、部品への穴あけ加工は多数実施されているのではないでしょうか。ぶり瑠穴あけ加工後にバリ取り用途で使用されているボールエンドミルの寿命を改善したいとお声かけを頂きました。

【Before】

従来からお取引のある自動車部品メーカーに対して、ボールエンドミルの新製品をご紹介する中から、困りごとを掘り起こしご提案をさせて頂きました。

部品一つに対して多くの穴加工を施す製品を製作しているため、バリ取り箇所が非常に多く、ボールエンドミルの消耗が早く費用がかさんでいる状況でした。
また、製品ごとに使用しているエンドミルメーカー数も多くお客様も把握しきれていない状況でした。

〇課題
・ボールエンドミルの消耗が早い
・メーカーが多く保守品の対応が難しい
・維持費用が膨大

工場内で使用されているボールエンドミルの本数は膨大ですので、1本1本の寿命が大きなコストアップにつながってしまいます。

　

【After】

当社取り扱いメーカーである京セラ製のボールエンドミルをご提案させていただきました。品質面にも影響を与える部品であるため、しっかりとテストを行い、寿命まで品質よくご利用いただけることを確認。使用後の刃具社取り扱いメーカーである京セラ製のボールエンドミルをご提案させていただきました。品質面にも影響を与える部品であるため、しっかりとテストを行い、提案させていただきます。

〇提案の流れ
・テストを行って頂き、まずは寿命まで問題なく使えることを確認頂く。
・使用後の刃具を預かり、刃先写真報告書を作成しお客様へご報告しさらに削れそうなので寿命延長トライをご提案、実施。

〇実施事項
・ボールバーによる動的精度測定（真円度測定）
・主軸クランプ測定（引っ張り力の診断）

〇結果
・寿命を約1.5倍上げることができ、使用数量を削減。刃具費も低減も実現。

当社であれば、国内外問わず様々なメーカーの工作機械の修理・メンテナンス実績がございますので、お客様でお使いの機器に合わせた対応が可能です。

予防保全を実施することで故障のリスクを低減し、生産効率を維持することが可能です。お使いの機器を長く、しっかりとお使いいただくために予防保全をご検討ください。